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人を動かす冷静さとは

ー周りを巻き込みながら

行動するにはー

From,吉田愛

「冷静な人」には二つの種類があると私は考えています。
一つは「感情が満たされているから冷静な人」。もう一つは「感情を疎かにしているから冷静な人」です。

「感情が満たされている」とは、気分が穏やかで、損得感情を超えて贈与することができる状態のことです。
贈与と言うと大げさに聞こえますが、言葉遣いや些細な気遣いもこれに当たり、また些細なことに顕著に現れます。

具体例としては
・ありがとう、ごめんなさいを言うことに抵抗がない。(損得勘定のある人は、お礼や謝罪をすると借りを作る=損と思うことがあります。)
・電車内で必要を感じれば、すぐに席を譲れる。(認められたいなどの見返りを求めないでできる。)
というような状態です。
自分が満たされているので何かを提供することが恐くないのです。

もう一方の「感情を疎かにする」とは、自分や人が感じている気持ちに鈍感になり、考えないようにすること。論理に極端に偏り、事象や物事の正しさにのみ注目することです。
そうすることで、確かに冷静さは生まれます。
しかし、これには落とし穴があります。
「楽しさや、やり甲斐」に類するものが失われ、モチベーションが下がってしまうのです。人によっては、アイデンティティが見失われ、虚しさを感じます。冷静さはあっても、何のための冷静さかが見えなくなるのです。

つまり、人をインスパイアし、感染(社会学者 宮台真司氏の表現)を起こせる人とは、「感情が満たされているからこそ冷静な人」、損得勘定を超えた内発性を持った人だと思うのです。

自分自身や周りにいる人が、「冷静な判断はできるけど、一緒にいてワクワクしない。」とすれば、感情の回復による真の冷静さ(感情が満たされているからこそ冷静)になることで、周りを巻き込みながら行動することができるのではないでしょうか。

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